大学受験の面接で必ずといっていいほど聞かれる質問が志望動機についてです。日本には数多くの大学が存在します。同じ学科を持っている大学は数え切れません。そういった状況の中でなぜ当校のその学科を選んだのか、ということを質問されます。志望動機についての質問の受け答えは面接のなかでも重要です。いくつもある選択肢の中からなぜその学校が魅力的であったのか、選ぶ基準はなんだったのか、といった点を明確にしておきましょう。しっかり答えるためには学校研究が欠かせません。面接の前にその学校の特徴や強みをリサーチしておきましょう。
その大学に入ったあとにどのようなことをしたいのか、将来はどのようなことを目標にしているのか、といったことを質問されます。あなたのイメージしている将来像や熱意についてチェックされます。こういった質問の受け答えを考えるときは、始めに将来の夢から考えると良いでしょう。自分が将来やりたい仕事を決めることができれば、学校で学ぶべきこと、努力すべき事柄も自然と決まってくるはずです。それらが具体的に決まってくると、やりたい研究や社会に貢献したい分野を話すことができるでしょう。
高校生活の思い出や校風、高校生活に頑張ったこと、イベントを通じて何を学んだのか、といったことを質問されます。学校の基本的なことをわかっているか、今までどのようなことに熱意を注いできたのか、といった点をチェックされます。このような質問に答えるために、自分の学校の校長先生の名前や校訓などはしっかりと暗記しておく必要があります。また、高校生活のイベントで学んだことをあらかじめ考えておくと受け答えはスムーズになるでしょう。ただの感想ではなく、そのイベントを通してどのように成長できたのか、新しく何を学んだのか、といったことを話せるようにしておきましょう。ありきたりな答えにならないように、自分の考えを伝えることが大切です。
一般的に面接のときのドアのノック回数は3回が適切とされています。ドアをノックしたあとは、中から「どうぞ」と声がかかるまで中には入らないようにしましょう。部屋に入ったあとにドアを閉めることも忘れてはいけません。面接前の自己紹介もスムーズに話せるように練習しておきましょう。